「不登校」状態のお子様の対応④〜エピソード〜

本日は「不登校」と「受験」に関してです。

以前、学校には行けてないけれど、塾には通ってくれていた生徒さんのお話を書きたいと思います。

現在悩んでいる方の希望になったら嬉しいです。

ただ、お子様のココロはそれぞれなので、参考程度にしてくださいね!

前回の記事はこちら→https://kobetsushido-futoukou.com/blog/no-5/

出会い

僕がその生徒さんと出会ったのは、中学3年生の春でした。

初めの印象は大人しい男の子です。

会話をすることはできるけれども、”苦手”といった感じでした。

僕が指導している時に、一番気になった点としては

「答えが絶対に合っている時にしか、答えを書かない」

という点でした。

少しでも自信がない場合には、空欄のままでした。

”間違えること”をとても恐れている様子が感じられたのです。

僕は「間違えてもいいよ」と言うことを伝え続けました。

分からないと言える環境がとても大切だと思っているので、

質問を貰えると、「ありがとう」と欠かさず言っていきました。

すぐに、ココロが変わるわけではありませんが、夏頃には明らかに笑顔が増えてきていると実感することができました。

受験

受験直前には、朝から晩まで塾にいることもあり

”居場所”としても思ってくれている事を嬉しく感じました。

本人の努力のお陰で無事に第一志望の高校に進学することができました。

僕自身も高校のことを調べ、直接連絡をするなど万全のサポートをさせていただきました。

受験に合格するという、第一の目標は達成されました。

しかし、まだゴールではありません。

その学校に通えるのか。楽しい生活を送ることができるのか。

今度は、その事が心配になりました。

その後

僕がある日、とある駅の改札を出ようとした時

3人の制服を着た高校生と出会いました。

その中の1人に、見覚えがありました。

そうです。あの生徒だったのです。

僕は初めて、その生徒が制服を着ている姿を見ました。

そして、同年代の学生と楽しそうに話しながら去って行きました。

もちろん、僕には気付きませんでした。

しかし、そんなことはどうでも良いことです。

僕は、その生徒が楽しそうに次のステージに上がった事がとても嬉しかったからです。

想い

受験を通じて、環境を変える。

僕は理想論を語っている訳ではありません。

確かな実績があります。

お子様のココロは一人一人異なるので、実績にはあまり意味はありませんが、少しでも参考になれば

と思い、書かせていただきました。

シェアやスキ、してくれたらメチャメチャ嬉しいです。

読んでくれて、ありがとうございました!

では、また明日!!

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