不登校のための5つの指導ステップ

小学校、中学校、高校および塾に通えない
集団授業で理解できない授業で理解できなかった子
これまでなかなか塾に通えなかった子でも結果が出る

知っておくべき前提知識:動画配信授業は万能ではない

「いつでも、どこでも、誰でも」というのは都合が良いオンライン授業・動画配信で伸びる子の5つの条件

事前収録された授業を見て学習する
「動画配信授業」とは

「動画配信授業」はビデオを見ているのと同じで、事前に収録された動画によるオンライン授業です。東進ハイスクールが先駆者として全国展開され、今では東大の合格者数も全国でNo.1となりました。動画配信授業の良い点としては、1名の講師が授業を録画するだけなので、コストが安いことと、全国各地の多くの生徒に見てもらえることです。デメリットは向かない生徒もいることです。

【動画配信授業が合わない子】

1、小学生(学力が低い〜中程度)
2、学力が低い
3、自学力がない
4、モチベーションが低い
5、集中力が続かない

以上の生徒には、期待したほどの効果は見込めません。逆に上記5つに当てはまらない子にとっては有効です。そのため東進ハイスクールは東大や早慶などの難関大学を目指す学力の高い、高校生が集まるので成功しているのです。 一方学力が低下してしまっている子、不登校の子にとって、効果は低いのが現実です。
今、急増している大手通信制高校ではこの手段が基本とられていますが、脱落していく子が多く、サポート校も増加している背景もあります。
学校の勉強ができない子がオンライン授業で理解し、勉強を継続することは甘くはないのが現実なのです。

不登校期間、対人関係(人慣れの度合い)などに応じて、Zoomでのオンライン授業、家庭教師、通塾での対面授業を組み合わせ学力の育成と人慣れの2つを育成していくことにより、「受験合格」と「進学後の復学」の2つを達成します。

合格した進学先で復学させるための5つのステップ

STEP1 Zoomでの1対1授業

不登校で他人への人慣れができていない生徒に対してはzoomによる1対1の授業から開始しております。こちらについては全国対応可能です。PCやipadなどのデバイスを介して対面し、1対1で講師との授業を実施します。
先ほどの動画配信と違い、画面越しの講師と会話することができます。そのため動画配信よりきめ細やかに授業を行うことができること、生徒の状況を講師が把握しやすいことがメリットです。
集団塾などでは1人の講師が複数の生徒に向けてzoomでの授業をしているケースも増えました。わざわざ通わなくて良いというメリットがある一方で、授業の理解度や集中力は確実に落ちます。またうたい文句として、「双方向でのzoom授業」と言っているのですが、そうなることはほぼ難しいでしょう。質問もしずらいのです。私の息子も小学校でzoom授業をしておりますがほぼ機能はしていません。完全に置いてかれています。大学生さきほどの5つの要件に当てはまれば可能だと思います。
この方法は学校や大学などで普及しています。しかし不登校の子どもはほかの子どもと勉強の進度も異なるため、費用はかかりますが、できれば1対1のオンライン授業のほうがいいでしょう。不登校の原因が学業不振である要因の一つにして、発信型の一方的な授業をきいていられないということも要因の一つであると思われます。

STEP2 家庭教師としての指導

少しでも「人慣れ」の部分を強化したほうが良いと判断した場合は自宅に伺っての家庭教師へ移るケースもあります。講師とマンツーマンが恥ずかしくなければ親が一緒にいてもかまいません。その子がリラックスできる環境で授業ができればいいのです。家庭は、不登校の子どもにとって自分のテリトリーです。その中で指導を受けられると、子どもも安心できます。

STEP3 塾での授業1(対面・親同伴/生徒いない)

実際に対面しての授業ができる状況になったら、次は塾に来てもらっての授業になります。こちらは首都圏限定になります。これは不登校の子どもが外に出て、知らない人たちがある程度いる集団の中で過ごすトレーニングも兼ねています。とはいえ、いきなり1人で知らない場所に行き、知らない集団に入ることは難しいと思います。最初は親と一緒に教室まで来てもらうこともあります。なぜなら中には塾に入ることがどうしてもできないという子もいるからです。知らない場所でも知っている親がいることで、子どもも安心できるのです。

STEP4 塾での授業2(対面・親同伴/他の生徒いる)

ほかの子どももいる環境での授業に参加してもらいます。ここで親がいないと不安になってしまう子もいるため、親も一緒に教室内に残っていただく場合もあります。この頃にはもう通常の子とほとんど大差なく授業を受けられる状態です。不登校の子どもが塾に一人で通えるようになれば、それだけでも立派に成長している証拠だと考えるようにしてください。

STEP5 塾での授業2(他の生徒いる)

やがて子どもが塾での授業に慣れてくると、親は授業中に塾を離れて終わる時間まで外で別のことをしていても平気になってきます。親がいなくても講師と子どもの2人で授業が可能になるのです。このような状況になると、受験に合格した後も、進学先で復学の可能性が高くなるのです。
子供が合格するだけではなく、合格した後に不登校の状況が改善されるべく道筋をつけてあげることは重要です。何よりまず学力をつけることが重要です。しかしそれがクリアできたら、次のステップである「人慣れ」をしてもらうことも進学する上では重要になるのです。

これらを実現するために 最も重要なことは「ヒト」=「講師」の質です

ティーチングのプロより、子供の話と課題を謙虚に耳を傾ける「聞く塾講師」が最適
 
  大手塾や学校の先生はの授業は集団授業。つまりティーチングです。不登校の原因が学業不振である要因の一つに、発信型の一方的な授業を聴いていられないということもあると思います。しかし子どもの学力にばらつきがある場合は先ほど述べたように集団授業や動画配信授業は通用しません。そう言った場合個別指導になります。個別指導は一方的に指導するティーチングの能力以上に問いかけにより、子供の理解と能力を引き出すコーチングの能力も問われます。このように同じ講師としても問われる能力は違うのです。
さらに不登校の子供となった場合にコミュニケーションの質や課題の種類や深さも変わります。子供の課題を素早く理解し、その子にあった最適な指導をできる講師であり、色々な子供に対応できる学力と人間性、コミュニケーション能力を持った「聞く塾講師」が求められていると感じます。ココロミルでは「聞く塾講師」の育成を塾長の山田が指導現場およびあらゆるシーンで育成しております。

  ぜひお子様にも体験授業を実施して、信頼と納得のできる講師と学力の育成と不登校の課題を解決していただけると幸いです。

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